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インターネット活用の基礎知識

いまや医院経営において必須の情報発信手段となったインターネットについて解説します。

インターネット活用の基礎知識

図表1.ホームページの開設状況

図表1.ホームページの開設状況

【出所】厚生労働省 平成17年 統計データより抜粋

平成17年度の調査によると、多くの診療科目で 約3割以上の医院がホームページ開設済または開設予定有という結果が出ています。 5年前の調査結果ですので、現在ではホームページの開設及び開設に対する意識は、ますます高まっていることが予想されます。

特に医院の開業時には、競合医院に「負けない」または「差別化」するために、ホームページでのPRは今や必須と言える状況です。もちろん各診療科目でホームページは必要ですが特に①競合が激しい②自由診療有③秘匿性が高い等の診療科目では、必ずホームページを開設・運営した方が良いと言えます。

医療機関選びもインターネットの時代

いまやインターネット利用者は、若年層から壮年・高齢層へと広がっています。

図表2.インターネット利用者数及び人口普及率の推移(個人)

図表2.インターネット利用者数及び人口普及率の推移(個人)

【出所】総務省「情報通信白書(平成21年度版)」

医療機関選びもインターネットでの検索が増えています。平成17年の総務省調査では、62.9%が健康情報を得るのにインターネットを利用しています。

図表3.健康情報収集メディア

図表3.健康情報収集メディア

【出所】総務省「情報通信白書 (平成17年度版)」

検索エンジンマーケティングとは

ホームページを開設しても誰にも見てもらえないと意味がありません。インターネットで情報を探している人の大多数は、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンを利用しています。
自院のサービスに関連のあるキーワードで検索した時、検索結果の上位に自院のホームページが表示されることにより、検索エンジンからのアクセスが増え、見込患者からの反響が期待できます。このように、検索エンジンから自院のホームページへのアクセスを増やしより多くの方に情報発信するマーケティング手法を、「検索エンジンマーケティング(Search Engine Marketing)」といいます。

主な検索エンジンマーケティングは、下記の通り分類されます。

名称 別名 主なサービス
検索エンジン最適化 SEO
(Search Engine Optimization)
成功報酬型
固定型(コンサルティング型)
検索連動型広告 リスティング広告
P4P広告、PPC広告
スポンサードサーチ(ヤフー)
アドワーズ(グーグル)
ディレクトリ登録 カテゴリ登録(ヤフー) ビジネスエクスプレス(ヤフー)
クロスレコメンド
(クロスリスティング)
Jエントリー
(ジェイ・リスティング)

患者が何を求めているのか

上述の通り、患者はインターネットを使って情報を収集しています。医療機関の基本情報や医師の専門性など、自院の情報発信は今や必須の時代であり、その役割を果たせる媒体はホームページです。図表4.の「患者が医療機関の情報として特に欲しいこと」にあるように、患者は様々な情報を欲しています。しかしながら、図表5.のように多くの患者が情報を「入手できなかった」と認識しています。

図表4.患者が医療機関の情報として特に欲しいこと(複数回答)

図表4.患者が医療機関の情報として特に欲しいこと(複数回答)

【出所】健康保険組合連合会 平成19年度「医療に関する国民意識調査」

図表5.外来患者が必要とした情報・入手できた情報(複数回答)

図表5.外来患者が必要とした情報・入手できた情報(複数回答)

【出所】厚生労働省 平成20年受療行動調査(病院を選択する際に必要とした情報・入手できた情報

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